プロがオールインワンジェルの正しい選び方を教えます!

 

オールインワンジェルは
化粧水、美容液、乳液など3つ以上の機能を併せ持ち、プラスワンの効果を謳う物も現れるなど、忙しい現代の女性にはなくてはならないアイテムです。
でも、”これさえ使っていれば大丈夫”という宣伝を鵜呑みにして、安心してしまってはいませんか?

 

オールインワンジェルは便利でコストパフォーマンスが良いという点では確かに最強です。
でも本当に大事なことは、現在の、あるいは10年後のあなたの肌に対して必要なケアが充分にできているか、ということです。

 

オールインワンジェルという便利でパーフェクトな名前のイメージに隠された真実の姿と、本来の用途やより効果的な使い方を一度じっくりと検証してみましょう。

 

目次

 

オールインワンジェルは肌に悪いって本当!?

オールインワンジェルは、これ一本で全ての基礎化粧を行えるという便利さがウリ。
確かに時短には役立ちますが、日ごろからライン使いのしっかりケアを心掛ける人には物足りないのでは?という印象があるはずです。
なぜそう感じるのか、本当のところはどうなのか。

 

そしてよく耳にする、オールインワンジェルは本当は肌に良くないというウワサの真相はどこにあるのか。まずは気になる肌への影響を探ってみます。

 

オールインワンジェル自体が肌に悪いわけではない!

手始めに「オールインワンジェル」という商品群全体を見渡してみましょう。
ドラッグストアに並んでいる1,000円以下の物から、美容効果を全面に押し出した1万円越えのものまで、数限りない商品を目にすることが出来ます。
当然のことながら、これだけの種類と数の物をひとくくりにして「良い」「悪い」と決めつけることには無理があります。

 

そもそもオールインワンジェルという化粧品には基準と呼べるものがありません。
各製品に共通するのは、化粧水・乳液・化粧下地などの機能を併せ持つという点ですが、必須とされる成分やそれぞれの含有量の決まりはないのです。

 

効果の薄さ

オールインワンジェルが肌に悪い、と言われる一つの原因が、効果の薄さにあります。
手軽さを売りにする多くの製品では、保湿力とメイクのノリに重点を置いた結果、その他の美容成分が充分でない場合が多く見られます。

 

確かに朝の限られた時間でよれずにしっかりとファンデーションを仕上げるには化粧のノリの良さは重要課題ですが、そのために他の機能をなおざりにして肌のために良いはずはありません。

 

余分な成分

もう一つは余分な成分の問題です。
オールインワンジェルは複数の効果を一つのジェルにまとめるために、シンプルな基礎化粧品と比べるとかなり多くの添加物を必要とします。

 

その独特なテクスチャーを保持するためにゲル化剤を使用していますが、オールインワンジェルというジャンルが誕生したきっかけは、このゲル化という技術が発達したことにあると言っても過言ではありません。

 

ゲル化剤自体は特に肌に悪影響を与える物ではありませんし、プルンとした質感を持つクリームや美容液にも含まれる成分ですから特殊な物でもありません。

 

 

 

 

ただ、多くの成分をひとまとめにするためにゲル化剤を使わざるを得ないという製品特性ゆえに、不要な成分、過剰な成分を添加しても抵抗が少ないのがオールインワンジェルという製品だということを、意識していただきたいのです。


 

 

香料や色素など、本来肌には必要がない成分でも、製品のイメージを上げるためにあえて加えられている製品を数多く見かけます。
安価な製品では、製造が簡単な合成物質を大量に添加している場合もありますから、敏感肌の人は特に注意が必要です。

 

目的・機能を見誤らない

「保湿力」「美白」「毛穴カバー」など、メーカーがラベルに描いたイメージだけを鵜呑みにして選んではいませんか?
オールインワンジェルはその目的や基本的な機能を見誤らなければ、それ自体が効果がなく肌に悪いわけでは決してありません。

 

でも肌質改善やプラスワンを目指す人にとっては、充分に満足できる基礎化粧品ではないことは事実です。

 

 

 

 

多くの機能を盛り込むことによる功罪をきちんと理解し、必要な成分を正しく見極めて選ぶこと。
それがオールインワンジェルを賢く使いこなす道なのです。


 

【オールインワンジェル】無添加商品の正しい見分け方について

オールインワンジェル自体が肌に悪いわけではないとしても、人によって成分が過剰だったり不足だったりする場合があることはお分かりいただけたと思います。
それではオールインワンジェルに含まれる成分で、過剰かつ不必要な物とは何でしょうか。

まず美容に敏感な人が必ずチェックする代表的な物として、

  • 界面活性剤
  • 防腐剤
  • 鉱物油

などが挙げられるでしょう。

実際に、オールインワンジェルのほとんどの製品はこれらの成分を含んでいます。

 

しかし、実際にオールインワンでありかつジェルである以上、これらあるいは類似した成分を配合しないと成り立たないというのも事実です。
では、本当に肌に優しい「無添加」のオールインワンジェルは存在しないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
ここで知っていただきたいのは、「無添加」という言葉の本来の意味です。

 

界面活性剤フリー

 

界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせるために必要な物質です。
多くの成分を含むオールインワンジェルでは、これがなければ全体を一つにまとめることすらままなりません。

 

しかし界面活性剤はその性質上、皮膚に深く浸透する成分でもあります。
刺激が強く肌にあまり良くない添加物があれば、それも同時に浸透させてしまうことになります。

 

化粧品に限って言えば、かつて見られたような肌にダイレクトに悪影響を与える石油由来の界面活性剤は影を潜めましたが、すぐに影響が出なくても長年の使用によって体内に蓄積すれば、アレルギーなどの原因になる可能性は否定できません。

 

 

 

 

乳化剤・トリエタノールアミン・プロピレングリコール・ポリエチレングリコール・ラウロイルサルコシンナトリウムと表記されていれば、全て界面活性剤のことです。


 

 

最近では界面活性剤が肌のバリアー機能を低下させるとされて、特に敏感肌の方に避けられることが多いので、界面活性剤不使用のオールインワンジェルも増え始めています。
お肌が弱っていると感じたときは、界面活性剤フリーの物を探してみるのが良いかもしれません。
当然滑らかな使用感や浸透性は低くなりますが、保湿成分などの効果が大幅に落ちることはありません。

 

パラベンフリー

 

オールインワンジェルに限らず、化粧品にはほとんどの場合、防腐剤が使用されています。
たくさんの成分がたっぷりの水分・油分で閉じ込められているわけですから、逆に何も防腐剤が入っていなければ雑菌の温床になってしまいますからね。
それ自体は仕方のないことで、防腐剤が無添加のオールインワンジェルも、まず考えられません。

 

でも防腐剤の中にも、できれば避けたい成分があるのも事実。
それがパラベン。正式にはパラオキシ安息香酸エステル類 という成分です。

 

実際には毒性があるというわけではなく、パンや飲料にも含まれる成分ですが、稀に肌に刺激を感じる方がいます。
厚生労働省の指定では、化粧品には全体の1%未満の使用が認められていますが、敏感肌の方の中には0.25% の含有量でも赤みやかゆみが出てしまう場合があるのです。

 

 

 

オールインワンジェルは、かなり多くのパラベンフリー製品が販売されています。
パラベンの代わりの防腐剤としてお勧めなのが、多価アルコール類。
ペンチレングリコール・ブチレングリコール(BG)などと表示されているのがそれにあたります。


 

 

多価アルコール類は保湿性にも優れているので、同じパラベンフリーを選ぶならかなりお得と言えるかもしれません。

 

鉱物油フリー

鉱物油は石油を精製して得られる油脂成分のことです。
・・・と聞いただけで、なんとなくお肌に悪そうというイメージが湧いてしまうのは否定できませんね。

 

でもワセリンやミネラルオイルなどの名称で、化粧品の伸びや肌馴染みをよくするために、多くの商品に配合されている成分なのです。

 

 

 

 

鉱物油が嫌われるのは、紫外線にさらされることによって油やけを起こし、シミやくすみの原因になるためでした。
確かにかつてはそのような鉱物油が大量に出回っていましたが、精製技術が進んだ今では肌に悪影響を及ぼすような製品はほとんど残っていません。
特に大手のメーカーや研究施設を持つメーカーの製品であれば、たとえ鉱物油が使われていてもそれほど心配する必要はないと言えます。


 

 

とはいえ、オールインワンジェルに必ず含まれなければならない成分ではないので、あえて鉱物油を使用した製品を使う必要もないでしょう。
肌への吸着力やカバー力が強い鉱物油は、特にニキビができやすい肌質の人にはNGです。
皮脂が多いタイプの方は、「ワセリン」「ミネラルオイル」「パラフィン」 などを含まない製品を選ぶように心がけましょう。

 

無添加という言葉は、一見いかにも自然で健全なイメージを与えます。
でも、できるだけ多くの成分を配合したいオールインワン化粧品にとって、まったくの無添加は非常にハードルが高い課題です。
肌質によっては植物性の原料であっても合わない人もいますし、化学成分が肌に良い影響を与えることだって多いのです。
重要なのは、「何が自分の肌に合わないか」を知ったうえで、ピンポイントでダメな成分が添加されていないかどうかを確認することです。

 

オールインワンジェルだけでは肌トラブルを解消できない?

 

便利で高機能なオールインワンジェルですが、誰でも簡単に使えるがために弱点も持ち合わせています。
乾燥肌からオイリー肌まで幅広くカバーするための多種多様な成分を配合し、それゆえにそれぞれの有効成分の特徴が際立ちにくい、いわゆる器用貧乏な製品と言えるのです。
元々自分の肌に悩みを抱えている人にとっては、イマイチ効果が出ないという感想に結び付くのも致し方ない事でしょう。

 

 

オールインワンジェルが最も得意とする肌トラブルの分野に、乾燥肌があります。
小じわやたるみ、毛穴開きなど多くの人が抱える肌の悩みの原因は、ほとんどの場合、乾燥に起因しています。

 

ですから基本的なオールインワンジェルは保湿に特化して作られており、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドといった保湿成分を主成分とする物が数多く売られています。


 

 

とはいっても、すでにできてしまったシワやたるみを改善するほどの成分量を配合しているかと言えば、そうとも言い切れないのが実情です。

 

すでにできてしまった小じわやシミ、たるみ、毛穴やほうれい線などの肌の悩みに応えるには、オールインワンジェルは決して充分とは言えません。
多くの成分を含むオールインワンジェルは、敏感肌の人にとっては危険な場合すらあり得ます。
人それぞれの肌質改善に向いているのは、やはりなんといっても特定成分を含む、(あるいは含まない)シンプルな美容液・美容クリームでしょう。

 

忙しい朝はメイク乗りの良いオールインワンジェルを使い、夜のリラックスタイムには美容液でスペシャルケアを行うなど、より美肌を目指す基礎化粧品の使い方を身に着けてください。

 

オールインワンジェルは美容に掛ける時間を短縮し、かつ最低限肌の調子を整えるための最もシンプルなスキンケアと考えれば、がっかりすることもなく充分に期待に応えてくれるはずです。

 

オールインワンジェルのメリット

オールインワンジェルの目的や特徴を把握したところで、今度はオールインワンジェルだけが持っているメリットについて考えてみましょう。

 

これほど人気が高まった背景には、美容に厳しい現代女性のおメガネにかなったいくつかの理由があるはず。
高濃度の美容液や専用クリームには及ばなくても、それを補って余りあるそのメリットとは何でしょうか?

 

メリット1:とにかく時間がかからない

朝の忙しい時間帯はもちろん、とても疲れて帰ってグッタリ、今日はもうすぐにでも寝たい。そんな時でもお肌の手入れを怠るわけにはいきませんよね。

 

オールインワンジェルは、化粧水→美容液→乳液→クリームのステップをひとまとめに作られた基礎化粧品。
時間を掛けずに基本的なケアが完結するようになっているため、とにかく時間短縮にはもってこいです。

 

メリット2:肌への刺激を最低限に抑えられる

コットンや手を使ったローションやクリームの塗り伸ばしは、よほどゆっくりと丁寧に行わなければ摩擦によって肌ストレスの元になってしまうことも。
使う化粧品の数が少ないほど、この肌ストレスを軽減できるのは当然です。

 

時間がないのに急いでいろいろな基礎化粧品を擦り込むくらいなら、一発完結のオールインワンジェルの方が確実に肌への刺激を抑えることが出来ます。

 

メリット3:桁違いなコストパフォーマンス

オールインワンジェルも、製品によっては決して安いとは言えないかもしれません。

 

でも、化粧水+乳液(美容液)+クリームの基本3点セットを購入するコストと比べるとどうでしょうか?
自分に必要な美容成分が入っているもので一度計算してみてください。

 

普段よほど安価な化粧品を使っていない限り、ワンランク上の成分を使用したオールインワンジェル1個の方が、ライン使いの基礎化粧品1セットよりかなり安くつくはずです。

 

メリット4:製品の幅や特徴が豊富

最近ではオールインワンジェルの進化が進み、美白・乾燥肌用・ニキビ肌用などの肌質ごとの他に、日焼け止め・化粧下地などの用途別の製品もたくさん販売されています。

 

いつもの基礎化粧にプラスして日焼け止めなどを購入する手間が省け、より時間にもお肌にもお財布にも優しくなっているんです。

 

その分夏の日焼け対策、冬の乾燥対策など季節ごとに製品を変えるなどの工夫も必要ですが、色々と比べて試してみる楽しみも増えました。

 

 

便利・お得・選び甲斐ありと女性のハートをグッとつかんだオールインワンジェル。
次に、オールインワンジェルを実際に購入する際に気を付けたいポイントと、肌質・目的別のお勧めの選び方について見ていきたいと思います。


 

【オールインワンジェルはまだ買うな!】失敗しない選び方について★

 

オールインワンジェルは、基礎化粧を一気に手早く済ませることが出来る忙しい朝のマストアイテム。
たくさん出ている製品のどれを選んでもその役割を果たしてくれることに大きな違いはありません。

 

ではどの製品を選んでも同じ?
応えはYESでありNOでもあります。

 

オールインワンジェルは肌質・目的別に選ぶことが大切なポイント!

 

今現在肌に悩みを抱えておらず、エイジングケアはその時々で考えれば良い。
何はともあれ朝のメイク乗り優先で!という人は、正直なところどの製品を選んでもあまり差を感じないと思います。

 

でも、多少なりとも肌トラブルに悩んでいたり、早いうちからエイジングケアに注目したいと考えているなら、オールインワンジェルもそれなりに気を付けて選ぶべき。

 

前にも書いた通り、オールインワンジェルという製品にははっきりとした基準がありません。
ということは、含まれる成分も千差万別ということ。

 

乾燥肌の人とオイリー肌の人が同じローションを使わないように、オールインワンジェルにもそれぞれの得意分野というものがあるのです。
どんな肌質にどんな成分が有効か、あるいは避けるべきか、肌質別お勧め成分をチェックしましょう。

 

エイジングケアをしたい人が購入すべきオールインワンジェルの特徴

 

加齢肌の特徴であるシミ・シワ・毛穴の3大トラブル。

 

これらの肌質劣化は、この2大要因によってもたらされます。

  1. 角質層の保水力の低下
  2. ターンオーバーの乱れによる肌の再生力の低下

 

オールインワンジェルを使ってエイジングケアをするなら、まず保水力・ターンオーバーの活性化をターゲットに絞って成分を選びましょう。

 

保湿力強化成分

角質層の保水は”スキンケアの原点”とも言える重要ポイント。
それだけにほとんどのオールインワンジェルは、保湿成分に力を入れた配合になっています。

 

保湿成分の代表的なものとしてはコラーゲン・ヒアルロン酸・アミノ酸など。
これらは元々私たちの肌に存在する物質であり、肌の保水力の源でもあります。
ですから多くのオールインワンジェルにはこの成分のどれか、あるいは複数が含まれています。

 

 

でもエイジングケアとしてのオールインワンジェルを考えるなら、プラスワンの保湿力が欲しいところですね。


 

そこで最近注目を集めているのが、セラミド3・プロテオグリカン・プラセンタなどの高保湿成分です。

 

特に近年の技術進歩で量産が可能となったプロテオグリカンは、EGF(上皮細胞増殖因子)とよく似た働きをする注目の成分。
ヒアルロン酸の1.3倍と言われる保湿力があり抗酸化力も高いので、アンチエイジング向けのオールインワンジェルに使われることが増えてきています。

 

もちろん乾燥肌の人にもおススメなので、”潤いが足りない”と思う人はぜひチェックしてみてください。

 

肌の再生を促す成分

 

肌の再生を促進するためのプラスワン成分は、ビタミンC誘導体・レシチンなど。
いずれも肌のターンオーバーを整えて肌の再生に寄与する成分です。

 

角質層の保湿だけでは追いつかなくなりつつある加齢肌を若々しく保つには、肌の内側からコラーゲンやヒアルロン酸を再生させるパワーが重要になってきます。

 

壊れやすいビタミンCを安定化させて浸透力を上げたビタミンC誘導体は、肌の再生の他に抗酸化力やメラニンの沈着を防ぐ効果など、美肌には欠かせない成分。レシチンは、細胞自身の活性化に欠かすことのできない物質で、加齢による肌の劣化を遅らせる効果を持っています。

 

少しでも肌の衰えが気になるなら、これらの成分が含まれているかも確認したいところです。

 

美白ケアをしたい人が購入すべきオールインワンジェルの特徴

 

一言で美白と言っても、そのアプローチには段階があります。

 

まずは自分が望むのが次の内のどちらなのかを確認してください。

  1. メラニンの生成を阻害したい(予防)
  2. 出来てしまったメラニンを薄くしたい(還元)

 

シミ・そばかす予防に効く成分

メラニンが作られるのを防ぎ、これ以上シミを作らないことを目指すための成分としては以下の物が挙げられます。

  • アルブチン
  • エラグ酸
  • トラネキサム酸
  • プラセンタ など

いずれも肌への刺激が少なく、メラニン色素の生成と沈着を防ぐ効果を持った物質です。

 

トラネキサム酸は元々医療用に使われていた成分で、湿疹やじんましんのほか、肝斑の治療にも用いられます。

 

プラセンタは保湿にも有効ですが、色素沈着防止や新陳代謝の促進などにも効果があります。
動物の胎盤から抽出されるため肌に優しい事でも知られるお勧め成分です。

 

シミやくすみを薄くする成分

すでに沈着を起こしたメラニンは簡単に除去することはできませんが、毎日使うオールインワンジェルで少しづつ美白を目指すにはこんな成分がお勧めです。

  • ビタミンC誘導体
  • ハイドロキノン

 

ビタミンC(ビタミンC誘導体)は、昔から美白化粧品には必ずと言っていいほど含まれる成分ですね。
メラニン色素を還元する効果に優れ、美白パックなどにも使われる物質です。

 

最近ではオールインワンジェルにも低濃度で配合されている製品が増えてきましたが
ハイドロキノンは別名を”お肌の漂白剤”と呼ばれる強力な美白成分。
ただし刺激が強いため、医療目的以外で使用するには濃度に制限が設けられています。

 

ニキビケアをしたい人が購入すべきオールインワンジェルの特徴

 

一つでも気になる大人ニキビ、ケアしても中々治らない思春期ニキビ。
ニキビを予防し、ニキビ跡のケアに適したオールインワンジェルの成分とは何でしょうか。

 

ニキビ予防に役立つ成分

角質層を整えて炎症を防ぎ、皮脂の過剰な分泌を防ぐための成分はいくつかあります。

  • フラーレン
  • イソフラボン
  • ビタミンC誘導体
  • グリチルリチン酸ジカリウム  など

 

フラーレンは最近話題急上昇中の美容成分。
ビタミンCの100倍の浸透力と、125倍もの抗酸化力を持つ物質です。
肌の酸化を防いで毛穴が詰まるのを防止し、活性酸素による炎症を抑える働きをします。

 

グリチルリチン酸ジカリウムはニキビ治療薬にも使われる成分で、非常に強い抗炎症作用を持っていることで知られています。

 

どちらも目立つ赤ニキビの予防や治癒に有効な成分で安全性も高いので、オールインワンジェルにも配合した製品が販売されています。

 

ニキビ跡はオールインワンジェルで治せる?

 

ニキビの痕にはいくつかのタイプがあります。
赤身が残るもの、濃いシミになるもの、クレーターのようにくぼんだり、イボのように固く盛り上がった物など、それぞれに対処方法が異なります。

 

大きくくぼんだり盛り上がったりした痕を化粧品だけで治すのは、残念ながら難しいと考えなければなりません。
が、赤味や黒ずみなどの色素沈着だけなら、美白ケア対応のオールインワンジェルでも効果があります。
ゆっくりと肌を整えながら少しづつ治癒を目指すなら、ビタミンC誘導体やプラセンタ配合の物を選びましょう。


 

いずれにしても、本当にくっきりとしてしまったニキビ跡なら専用の医薬品を使うのが早道。
オールインワンジェルは基礎化粧品と割り切って、治療は別に行うのがベターです。

 

色々な機能を兼ね備えるオールインワンジェルですが、このように成分を比較検討することである程度は自分の肌質に合った製品を見つけることが出来ます。
とは言え特別な目的に偏ることが苦手なオールインワンジェルですから、平均的な基礎化粧品のラインを大きく超えることはできません。
肌にトラブルを抱えている時や特別なケアをしたいときには、一時的に専用のスキンケアに集中することも考えましょう。

 

オールインワンジェルの効果を最大限引き出すおすすめの使い方

 

 

自分の肌に必要なオールインワンジェルは見つかりましたか?
さて、基礎化粧品の機能をすべてひとまとめにしたオールインワンジェルですが、使い方にちょっとしたコツをプラスすることで、持てる効果を更に引き出すことが出来ます。
毎日簡単に実行できるオールインワンジェルの使い方のツボを押さえておきましょう。


 

【オールインワンジェル】朝に使用する場合

 

特に時間に追われる朝は、オールインワンジェルが大活躍。
でも使い方を間違えるとかえって時間がかかってしまうことも?
朝のオールインワンジェル、確実で効果的な使い方をお教えします。

 

たくさんつけすぎない

次に控えるメイクをキレイに仕上げるために、朝のオールインワンジェルはやや薄めに使うのがポイント。
顔全体をカバーし、かつべたつかない量を把握しましょう。

 

オールインワンジェルが多すぎると、乾きが遅くなるだけでなくメイクのノリが悪くなります。
焦ってこするとモロモロした白いカスのようなものが出てきてしまって、洗い直しなんてことも。

 

慣れないうちは少しづつ付けて、足りない部分に重ね付けくらいから始め、自分の適量を把握するようにしましょうね。

 

塗る順番と方向をおさえる

基礎化粧品すべてに共通することですが、オールインワンジェルも肌に載せる順番があります。
頬→ひたい→あご→鼻のてっぺん
面積が広い部分から順に乗せ、最後の鼻の部分は残ったジェルを薄く広げる程度です。

 

広げたジェルは、そっとこすらないように顔全体に伸ばします。
この時に手の動きに注意。
下から上、内から外が正しい広げ方です。
これは毛穴をキレイにカバーするための基本の動きなので、間違っても横向きにゴシゴシこするような塗り方は避けてくださいね。

 

乾燥が気になる部分だけ重ね付け

特に目元などの乾燥が気にある部分があれば、そこだけ少しの量を重ね付けします。
この時もこすらないようにスッと延ばす程度で充分です。

 

逆にファンデーションが浮きやすい鼻の部分は、少なすぎるかな、くらいでOK。
残ったジェルを薄く塗り延ばす程度に抑えるのが、メイクのヨレを防ぐコツです。

 

完全に乾いてから次のステップへ

オールインワンジェルが完全に乾いておらず、べた付いている状態で次のステップに進むのは禁物です。
ファンデーションのノリが悪くなったり、日中の化粧崩れの原因になります。

 

オールインワンジェルを延ばしたらそこで一旦ストップし、ヘアや着替えなどを先に済ませてしまうのもお勧め。
ジェルが完全に乾いて肌がサラサラしているのを確認してから、メイクに取り掛かってください。

 

【オールインワンジェル】夜に使用する場合

 

朝アッサリ目に済ませた分、夜のケアはしっかりとしておきたいですね。
夜のケアをオールインワンジェルだけで済ませるためのポイントは充分な保湿にあります。
ちょっとした使い方の工夫で効果アップを目指します。

 

朝よりたっぷり目に使う

多ければよい、というわけではありませんが、時間がある夜は朝よりもたっぷりとオールインワンジェルを使ってケアしましょう。
基本的な適量は500円玉1個分くらい。

 

塗る順番は朝と同じで、顔全体にやさしく塗り延ばします。
あごや生え際ラインも忘れずに、隅々までジェルで覆うように使いましょう。
最後にハンドプレスをして、ベタつきがなくなるまでしっかりと肌に押し込んでおきます。

 

マッサージに使える物も

オイルタイプのオールインワンジェルなら、フェイスマッサージに使うのもアリ。
普段塗る分よりも少し多めに伸ばしてから、こすらないようにマッサージしてください。

 

気になる部分は、指を曲げた関節の部分を使ってやさしく押しながらマッサージしてみましょう。
最後はハンドプレスや柔らかなパッティングで肌に浸透させます。

 

簡単パックでスペシャルケア

オールインワンジェルをたっぷり目に塗り延ばした後、呼吸穴をあけたラップで顔全体を覆う簡単パックを週に1~2回取り入れるのもお勧めです。
パックの時はケチらずに、普段の2倍くらいの量を使ってみてください。

 

小ジワやくすみが気になるなら、コットンに塗り付けたオールインワンジェルを気になる部分に貼り付けてポイントパックも。
テレビを見ながら、雑誌を眺めながら、しばらくそのまま放置します。
どちらも最後はコットンなどで余分なジェルを優しくオフしてから、いつものハンドプレスでなじませて終了です。

 

更にお勧めなのが、お風呂でのパックです。
やり方はラップで覆う簡単パックと一緒ですが、お風呂で血流がアップし毛穴も開いている状態なら効果もバツグン。
肌が疲れている時こそ、効果が優しいオールインワンジェルの真価が活きる時です。
重たい美容液やクリームにはできないシンプルで穏やかなケアを試してみてくださいね。

 

保湿力アップの重ね付けもOK

”寝ている間に肌が乾燥してしまいそう”、そんな不安な時は、クリームなどの油分を含む物でフタをしたくなるものですね。
オールインワンジェルは基本的な保湿成分や美容成分を含んでいるので、本来は他の基礎化粧品と重ね付けする必要はありません。
もし乾燥が気になるなら、オールインワンジェルを気になるポイントに重ね使いすれば充分です。

 

それでもやっぱり不安、という乾燥肌の人は、以下の法則を守れば他の化粧品との重ね使いもOKです。
水溶性(化粧水)→オールインワンジェル→油性(クリーム)
この順番さえしっかり守れば、他の化粧品と一緒に使っても特に問題はありません。
季節や肌の状態に合わせて、自分に合った化粧品と合わせ使いしてみてください。

 

朝と夜でオールインワンジェルを使い分ける

オールインワンジェルだからと言って、ひとつの製品しか使っちゃいけないという決まりはありません。
要は基礎化粧品を一つにまとめたのがオールインワンジェルですから、季節やシーンで別の製品を使い分けるのはもちろん有効です。

  • 朝は毛穴カバー力がある化粧下地タイプや、日焼けを防ぐUVタイプ。
  • 夜は贅沢な美容成分を配合した高保湿タイプ。

美容に気を使う人の中には、こんな風にオールインワンジェルの使い分けをしている人も少なくありません。
”朝は化粧のノリ重視””夜は保湿と肌質改善”など、朝晩で目的が違う以上、それぞれに合わせたオールインワンジェルを使い分けるのも当然かもしれませんね。

 

【オールインワンジェルの裏技】保湿効果を更にUPさせる方法

 

 

オールインワンジェルの基本的な使い方をマスターしたあなた。
でも毎日使っていると、日によってはなんとなく物足りなかったり、お化粧のノリがイマイチに感じてしまったりするのではありませんか?

 

女性の肌は体調や周期によって変化し続けるので、オールインワンジェルだけだと肌の乾燥をカバーしきれない時も出てきてしまいます。
そんな時に役立つオールインワンジェルの裏技を伝授します。

 

手持ちの化粧水と併用する

 

オールインワンジェルとクリームの重ね付けができることはお話ししましたが、朝のお化粧の時にこれをやると、ベースが重くなりすぎてファンデーションのノリがちょっと心配ですね。

 

忙しい朝にもできる”保湿力プラス”のオールインワンジェルの使い方があります。
それは、「化粧水で水分を与えた後に使う」というもう一つの重ね付けテクニック。

 

化粧水とオールインワンジェルを合わせ使いする時には、必ず化粧水を先にします。

 

コットンを使い、顔全体にパッティングするように化粧水を浸透させてから、オールインワンジェルをいつものように使ってください。

 

重ね付けに向いているのは、軽くてサラサラしたタイプの化粧水。
とろみがある美容液タイプの物だと肌の上に浮いた分が残りやすく、オールインワンジェルを重ねたときに嫌なモロモロが出る原因になってしまいます。

 

オールインワンジェルも保水力が高めに作られていますが、化粧水は肌全体に素早く水を行きわたらせることにかけては最強です。
二つをプラスすることで双方の効果をアップさせて、一日中しっとりした肌を保ってくれるでしょう。

 

洗顔後、ブースターとして植物オイルを塗る

 

特に肌がカサカサして粉を吹いてしまうような状態の時は、オールインワンジェルを塗ってもしっかり浸透せずに化粧が浮いてしまうことってありますよね。
そんな時のお助けアイテムが、「ブースターオイル」です。

 

粉が吹くほど乾燥してしまった角質層は、すでに表面が剥がれて浮いてしまった状態。
そんな状態の肌にほぼ水でできたオールインワンジェルだけでは太刀打ちできません。
そこでまずオイルで表面をカバーし、ジェルが浸透できる状態を作ってあげます。

 

オールインワンジェルの浸透を助けるブースターとして使うのは、植物性のオイル(キャリアオイル)です。
全ての植物オイルが使えるわけではなく、べた付かず、かつオールインワンジェルの保湿成分が浸透するのを邪魔しないものを選ぶ必要があります。

 

サラサラしていて分子が細かいオイルがベスト。
ブースターに適しているキャリアオイルには、以下のような物があります。

  • アルガンオイル
  • ホホバオイル
  • ローズヒップオイル など

洗顔後すぐにキャリアオイルを一滴手のひらで温めるように広げ、顔全体に薄く延ばします。
オイルが多すぎるとベタつきの原因になるので、使うのはほんの少量で充分。
オイルがスーっと浸透するのを感じてから、いつものようにオールインワンジェルを使ってください。

 

セラミドやヒアルロン酸の原液をブレンドする

 

それでもまだ潤いが不足していると感じるなら、手持ちのオールインワンジェルの保湿力アップはいかがでしょうか。
方法はとても簡単で、セラミドやプラセンタ、ヒアルロン酸の100%原液をプラスするだけです。

 

手のひらにジェルを出したら、原液を1滴落としてよく混ぜます。
そのままいつものように顔に伸ばして、手のひらで包むようにハンドプレスしましょう。
いつものオールインワンジェルよりもモチモチとして、手のひらに吸い付くような感触を味わうことが出来ます。

 

保湿力が高い原液ならどれでも効果がありますが、肌のキメが気になるならセラミドを、保水力を優先するならヒアルロン酸がお勧めです。
最近はネットや大型のドラッグストアーでもヒアルロン酸などの原液を販売しているところが増えてきました。
価格的にもそれほど高くはないので、いざという時の救世主として1本用意しておくのも良いかも知れません。

 

年代別!オールインワンジェルの正しい選び方

 

肌質に合わせて選ぼうと思っても、数が多すぎて実際にどのオールインワンジェルを買えば良いのか悩んでしまっている人もいるかも知れませんね。
オールインワンジェル選びのもう一つのキーワード、「年齢肌別の選び方」のポイントを解説します。
”もうどれでもいいや!”となる前にチェックしておきましょう。

 

30代女性の場合【オールインワンジェルの選び方】

 

10代20代にはそれほど気にならなかった摩擦や紫外線などの外部ストレスが、徐々に肌に表れ始める30代。
この時期のケアによって、この後の皮膚の老化にグンと差が出てきます。

 

30代のキーアイテムは、「保湿」と「バリア」に重点を置いたオールインワンジェルです。

 

水の6000倍もの保水力を誇る「ヒアルロン酸」や、色素沈着防止効果も望める「プラセンタ」配合の物を選びましょう。
プラスワンを求めるなら、「UVカット」の機能を持つオールインワンジェルを使うのも有効です。

 

まだまだ仕事に子育てにバリバリ駆け回る忙しい年代ですから、朝のケアで夜までしっかりと肌を保護してくれるものがベストですね。
これから衰え始めるとはいえ、まだまだ女性ホルモンも現役世代。
成分が多くて贅沢に肌を甘やかしすぎる物よりも、今すべき保湿やバリアにしっかり力を入れた製品を選ぶのがポイントです。

 

40代女性の場合【オールインワンジェルの選び方】

 

ホルモンバランスの変化とともに、コラーゲンやヒアルロン酸の量が徐々に減り始める40代。
肌の美しさで見た目の印象に大きな差が出始める世代です。

 

40代のキーアイテムは「肌の老化を食い止める」オールインワンジェルです。

 

降り積もったダメージが表面化しはじめた角質層の保湿はもちろんのこと、徐々に再生力が落ち始めた肌の内側に目を向けて、ハリを失わないようにケアすることが大切です。

 

肌の再生力を高めるには、「ビタミンC誘導体」「レシチン」などターンオーバーを促進する成分が威力を発揮します。
30代でもお勧めした「プラセンタ」は、沈着してしまったシミやくすみの改善にも有効。
また、化粧水との重ね使いやセラミド・ヒアルロン酸原液とのブレンドを駆使して、特に皮膚の薄い目元や口元の乾燥にも気を配りましょう。

 

40代でしっかり保湿をするかしないかで、エイジングケアは大きな差がつきます。

 

50代女性の場合【オールインワンジェルの選び方】

 

50代に入ると、今までどんなケアをしてきたかの差が肌にはっきりと表れます。
30代40代と肌に無頓着であまりかまわなかった人は、ここへきてシミやシワ、たるみに悩まされることになります。

 

またしっかりと肌に気を使ってきたとしても、身体の内側から始まる変化にはなかなか逆らえません。
肌のハリを保つコラーゲンやヒアルロン酸の生産量が、一気に半減してしまう年代なのです。

 

50代のキーアイテムは、「補う」「修復する」成分を配合したオールインワンジェルです。

 

50代ともなれば、体内での活性酸素の影響が肌や髪にも容赦なく現れてきます。
高保湿・抗酸化作用のある「プロテオグリカン」や美白と再生力の「ビタミンC誘導体」、劣化肌をよみがえらせる高抗酸化力の「フラーレン」などの特殊成分にも注目したいところ。
保湿効果もこれまでよりも高い物が必要となるため、同じコラーゲンやヒアルロン酸でも高濃度の物を選ぶように心がけましょう。

 

肌の再生は、夜の睡眠中に分泌される成長ホルモンがつかさどっています。
再生力が衰える年齢だからこそ、夜のスキンケアの重要度は増しています。

 

バスタイムやお休み前のリラックスタイムに贅沢な成分のオールインワンジェルを使い、パックやマッサージで肌の疲れをしっかりと癒して再生力をアップさせましょう。

 

【オールインワンジェル】使うタイミングはいつが最適?

 

 

一つですべての基礎化粧を終わらせることが出来るオールインワンジェルですが、化粧水やクリームとの合わせ使いをしたい場合もあります。
でもどれを先に使えばいいの?オールインワンジェルはどこで使うのが正しいの?
そんな時に覚えておきたいオールインワンジェルのタイミングについてです。

 

化粧水、クリームなどとの合わせ使い

 

洗顔→化粧水→オールインワンジェル→クリーム
水が主成分の物を先に、オイルが含まれるものを後に使うのはスキンケアの鉄則です。

 

オールインワンジェルは水溶性、水が主体となる化粧品ですから、一番先に使うことが出来ます。
例外はさらに水っぽい化粧水で、もし合わせ使いをするならよりサラサラな物を先にと覚えておきましょう。

 

美容液との合わせ使い

 

お肌が乾燥しがちなときは、保湿成分や美容成分たっぷりの美容液との合わせ使いもアリです。

 

その場合は、美容液の種類によって使う順番を決めます。

  • オイルが含まれない美容液→オールインワンジェル
  • オールインワンジェル→オイルが含まれる美容液

美容液は、美容成分が肌に浸透しやすいように特殊な配合をしてあります。

 

基本的には美容液を先にしてオールインワンジェルの保水成分でフタをするイメージですが、オイルが含まれる美容液の場合はあとから使う方が浸透性・持続性が高くなります。

 

化粧水を使う場合もオールインワンジェルだけで済ませる場合も、鉄則は洗顔後すぐに使うことです。洗顔によって皮脂を失った肌は、1秒ごとにどんどん乾燥していきます。

 

タオルドライをしたらすぐ、間を置かずに最初の保湿を行うのを忘れないようにしましょう。
そのためには洗顔後パッと手が届く場所に、オールインワンジェルをスタンバイしておくことです。

 

肌がべたつかないオールインワンジェルの塗り方について

 

最初に言い切ってしまいますが、基本的に「オールインワンジェルはべた付く基礎化粧品」です。

 

 

オールインワンジェルの本来の目的は「肌の表面の水分をしっかり保つ」こと。
そのために保水力の高い美容成分をたくさん含み、蒸発を防ぐポリマーやゲル化剤を使う以上は、ある程度のべたつきは避けて通れない道なのです。


 

 

かと言って忙しい朝にいつまでもベタベタとしていては、次のメイクに進むこともできません。
べたつきを残したままでファンデーションを塗れば、当然化粧浮きや化粧崩れの原因になってしまいますね。

 

「オールインワンジェルはべた付くもの」として、それをできる限り回避する塗り方はないのでしょうか。
達人たちが実行しているべたつかないオールインワンジェルの使い方には共通点があります。

 

  • メイクの前は少なめに使う
  • ハンドプッシュで温めながらしっかり肌になじませる
  • オールインワンジェルがなじむまで他のことをして時間を空ける

元々べたつくものである以上、その性質を正しく理解するのがオールインワンジェルを使いこなす唯一のコツです。

 

最近ではべたつかないことを売りにしたとろみの少ないオールインワンジェルも売られていますから、どうしても気になる人はそういった製品を試してみるのも一つの手ですね。
ただし保湿力は落ちるので、乾燥しがちな肌質の人は注意が必要。
保湿力が高いオールインワンジェルはべたつきもある程度覚悟して、上手に付き合いたいものです。

 

肌以外にもOK!?オールインワンジェルを使った時短美容法

基礎化粧品として脚光を浴びるオールインワンジェルですが、せっかくなので他の使い道についてもチェックしておきましょう。
保水力が高いオールインワンジェルは、意外と使える万能アイテムなんです。

ヘアケアに使用

 

肌と同様に乾燥に弱いのが髪の毛。
パサパサとしてまとまらない髪のケアにはヘアオイルが一般的ですが、細くて量の多い髪質だと、オイルがべた付いて重くなってしまったりしがちです。

 

そんな人にお勧めなのが、ヘアクリーム代わりにオールインワンジェルを使うヘアケアです。
朝晩顔に使えるほど刺激が少なく、しかも保湿力はバッチリ。
これを活かさない手はありませんね。

 

使い方は簡単。
シャンプーの後タオルドライをした髪に、手のひらで延ばしたオールインワンジェルをなじませるだけです。

 

髪の傷みが気になる場合は、中間から毛先に掛けてたっぷり目に使います。
頭皮が乾燥してフケが出やすい人は、少量を指先で優しくマッサージをするようにもみ込んでみてください。
どちらも洗い流す必要はありません。

 

肌に優しい保湿成分がたっぷり含まれるオールインワンジェルは、オイルよりも軽くべた付かないのに水分をキープしてくれる優れものです。
髪をまとめるときにワックス代わりに使うのもお勧め。
固くならないので扱いやすく、軽く自然な仕上がりになります。

 

オールインワンジェルならほとんどの製品がヘアケアにも使用できますが、成分によっては稀に合わない場合があります。
髪の毛だけの使用なら問題ありませんが、頭皮に使ってフケが増えたりかゆみが出た場合は使用を中止しましょう。

 

ボディクリームとして使用

 

オールインワンジェルを使ったとき、ちょっと余ったものをデコルテや手に塗っている人も多いのでは。
そう、オールインワンジェルはボディクリーム代わりに使うこともできるんです。

 

乾燥がちな季節は、お風呂上りにオールインワンジェルを顔以外に塗ってみてはいかがでしょうか。
ひじ、ひざ、かかとなどの特に固くゴワゴワになりやすい場所に塗り込んでみましょう。
乾燥がひどいときは、オールインワンジェルの上からラップをかける簡単パックもお勧めです。

 

身体の中でも特に皮膚が薄くて敏感な顔に使える物なので、粘膜以外の全身に気兼ねなく使える優れものです。
買っては見たものの今一つ気に入らなかったり余らせてしまったオールインワンジェルがあれば、専用のボディクリームにしてしまうというのも手です。
保湿成分たっぷりのオールインワンジェルでボディケアもできてしまうなんて、ちょっとお得な気分ですね。

 

リキッドファンデーションに混ぜて使用

 

オールインワンジェルの後にファンデーションを塗ると、どうしても化粧が浮いたり撚れたりしやすい。
よく耳にする悩みの一つです。

 

最後の時短テクは、そんなメイクの悩みを解決する上級編。
なんと、クリームファンデーションにオールインワンジェルを混ぜて使ってしまうという大胆な方法です。
乾燥肌で時間がたつとファンデーションが浮いてしまうという人にもお勧めですよ。

 

最初に、ファンデーションとオールインワンジェルの相性を確認します。
手の甲にオールインワンジェルとリキッドファンデーションを1:1くらいの割合で出し、二つを混ぜてみてください。
この時にきれいにジェルとファンデの色が混ざり合ってとろりと均一になればOK。

 

うまく混ざらず、水と油状態で色ムラになるものは相性が良くありません。
相性が悪い物を無理に混ぜて使ってしまうと、肌の上で分離して汚らしいマダラ状態になってしまいますから、絶対に避けてくださいね。

 

もしきれいに混ざり合う組み合わせが見つかれば、最強の保湿ファンデーションになってくれます。
朝のメイクの大幅な時間短縮になりますし、日中も乾燥しにくくしっとりした状態が長く持続します。

 

特に乾燥がひどいときは、オールインワンジェルの分量をやや多めにすれば大丈夫。
最大ジェル2:ファンデーション1くらいまで延ばしても大丈夫なので、自分に合った配合を工夫してみてください。

 

オールインワンジェルのモロモロとは?出来る原因について

 

 

オールインワンジェルの口コミでよく見かけるのがメイクしているとモロモロが出てくるという物。

 

洗顔→オールインワンジェル→(下地)→ファンデと進んできて、ここでモロモロした白い塊が肌に浮いてきてしまうという困った現象です。
せっかく時短を目論んでオールインワンジェルを使用しているのに、これでは本末転倒も良いところですよね。

 

このモロモロは、オールインワンジェルをジェル状に保つための成分「ゲル化剤」が原因で起こります。

 

「ピーリングジェル」という製品を使ったことがある人なら、肌の上で白い垢のような物がボロボロと浮いてくるのを経験しているでしょう。
あの垢のような物質が、オールインワンジェルのモロモロの正体「カルボマー」というゲル化剤です。

 

水や油、微粉末など複雑なテクスチャーを持つ原料をひとまとめにして滑らかなジェル状にするためには、どうしてもゲル化剤の力を借りないわけにはいきません。
ですから、とろみが強いタイプのオールインワンジェルほどゲル化剤もたくさん含まれています。

 

とろみが強いイコール乾きにくいことも多いので、浸透してサラサラになる前にファンデーションを塗ろうとしてモロモロが出やすくなってしまう、というわけです。

 

そこまでわかっていれば、モロモロを出さない方法もわかりますね。

  • メイク前はオールインワンジェルの量を控えめにすること
  • オールインワンジェルを肌の上でこすらず、ハンドプッシュのあとは自然な浸透を待つこと
  • オールインワンジェルのベタつきが完全になくなってからメイクに取り掛かること

この3つを守れば、あのいやなモロモロに悩まされることはないはずです。

 

【オールインワンジェル】UVカット効果はあるの?

 

オールインワンジェルを使っている人のさらなる悩みの一つに、「UV対策」が挙げられます。
オールインワンジェルだけでUV対策はできるの?別にUVクリームを塗るならどのタイミング?
今さら聞けないそんな疑問にお答えしましょう。

 

まず、一般的なオールインワンジェルには基本的にUVカット効果はありません。
理由ははっきりしていて、UVをカットする成分は肌に負担がかかるものが多いからです。

 

特に敏感肌の人だと、UVクリームを塗っただけでブツブツと湿疹ができてしまうこともあるくらいなので、長時間肌に密着するオールインワンジェルとの相性はあまり良くありません。

 

とは言え、忙しい朝に保湿とUV対策が同時にできればうれしいですよね。
最近ごくわずかではありますが、UV効果がありかつ肌に優しいオールインワンジェルも販売されるようになってきました。

 

紫外線を防ぐもの、メラニンの生成を阻害し分解するものなど効果はそれぞれですが、「ホワイトニング」という名称の物にはUV対策が盛り込まれているものが多いようです。

 

紫外線が強くなる季節は、肌への刺激も強くなる時期です。
熱やエアコンによる乾燥だけでなく、汗や頻繁な化粧直しも肌ストレスを助長する原因になります。

 

ですからまずオールインワンジェルで保湿や角質層の保護をしっかりして、その上からUV製品を使った方が肌への負担を軽くすることが出来ます。
オールインワンジェルと日焼け止めを両方使う場合に押さえておきたいポイントは2つです。

 

  • オールインワンジェルが先、日焼け止めクリームが後
  • オールインワンジェルが完全に浸透してから日焼け止めを使う

 

刺激が強めの日焼け止め製品は、オールインワンジェルによる保湿をしっかりした後に使うのがポイントになります。
逆にしてしまうとオールインワンジェルは浸透せずに浮き上がり、肌はダイレクトに乾燥にさらされることになってしまうので要注意。

 

またオールインワンジェルととろみのある日焼け止めの場合、ジェルが乾かないうちに肌の上で混ざるとモロモロが出やすくなるのでご注意を。
一つづつのステップが完全に乾いてから次に進むのは、メイクの鉄則です。

 

コスパはどうなの?オールインワンジェルの1日の費用目安について

 

多くの製品が売られているオールインワンジェルですが、そのお値段も1,000円以下でドラッグストアで手に入るものから高価な美容成分を使った10,000円クラスまで様々。
特にエイジングケアを謳う製品では、5000円以上の物が目立ちます。
実際にみんながどれくらいのコストをオールインワンジェルに掛けているのか気になって、ちょっと調べてみました。

2000円~4000円(70~140円/日)

コスメサイトの売り上げランキングで上位を占めるのが、2000円、3000円台の製品。
20代~40代の幅広い層が購入しており、デイリーに気軽に使えてしかも基本的な機能は満たしているというコスパの良さがその理由です。

 

この価格帯の製品は、保湿力が高い物が集まっているのが特徴です。
保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸を複数配合したり、成分をカプセル化して浸透力や持続力を高めたりといったメーカーごとの特色が出やすいのも、支持が高い理由でしょう。
忙しい朝の時短が目的なら、まずは製品数が多いこの価格帯をチェックしてみるといいかも。

 

800円~2000円(30~70円/日)

10代20代でそれほど肌質に問題がない人や、普段家からあまり出ないという主婦層に人気の価格帯。
ドラッグストアで売られているオールインワンジェルは多くがこの値段ではないでしょうか。

 

肌の保水さえできれば基礎化粧品の目的は果たしているともいえるので、化粧品にあまりお金を掛けたくないという人には、贅沢とは言えないまでも一定の効果を期待することが出来ます。

 

価格が安いとはいえ、実は保湿成分だけはしっかり入っている製品が多いのもこの価格帯の特徴です。
朝晩きちんと使いこなせれば、乾燥や肌への外部刺激を充分に防いでくれます。

 

その代わり、プラスワンを求めるにはちょっと物足りないのも事実で、シミや小ジワが気になるなら悩みに対応したワンランク上の製品を探しましょう。

 

4000円~8000円(140円~270円/日)

主に通販で、美白やエイジングを目的とした「高機能オールインワンジェル」として売られている価格帯。
配合される美容成分も製品ごとに大きく異なっており、アンチエイジングを目指す30代以上の女性にリピーターが多い物が集中しています。

 

シミ・シワ・毛穴など目的に合わせた美容成分が配合されているものを選べば、朝晩のケアである程度の効果が見込めるのが人気の理由でしょう。
どの製品も、家庭と仕事を両立させる忙しい女性の強い味方として支持を得ているのもうなづけるラインナップです。

 

 

肌質の改善目的で見れば専用に開発されたライン使いの化粧品には及びませんが、一日中つけっぱなしのオールインワンジェルならではの長期的な効果を期待する口コミが多く見られました。


 

メーカー側もニーズに応えて新成分を配合した物を続々と発表しており、悩み肌の人でも肌質に合ったオールインワンジェルが見つけやすくなってきています。
定期購入なら割引価格で手に入る製品もあるので、自分に合うものが見つかればかなりお得ですね。

 

こうして並べてみると、オールインワンジェルのメリットの一つであるコスパの良さという一面がとてもよくわかります。
最も高い価格帯のオールインワンジェルであっても、1日当たりのコストは300円以下。
保湿メインの製品ならなんと70円以下で毎日使うことが出来るというお手軽さは、確かに他の化粧品にはまねができません。

 

それでいて基礎化粧品の最大目的である保湿力がしっかりしているのであれば、現代女性のお助けアイテムとしてのオールインワンジェルの地位向上にも、なるほど納得ですね。

 

意外と知らない!?オールインワンジェルの使用期限

 

ずいぶん前に買ったオールインワンジェルを、しまい込んだままの人はいませんか?
あれこれ目移りして、いくつものオールインワンジェルを開封してしまっている人は?
どれくらいまでなら使っても大丈夫なのか、オールインワンジェルの使用期限についてお話します。

 

全ての基礎化粧品について言えることですが、オールインワンジェルも開封前と開封後では使ってよい期間が大きく異なります。

 

開封前

一般的に、化粧品の使用期限は製造から3年以内とされています。
オールインワンジェルも同様で、未開封の物なら3年位なら使っても問題はありません。

 

実際には製造日の記載がない製品も多いのですが、これは法律で「性状及び品質が安定なもの については使用期限を明記しなくても良い」と定められているから。
つまり、製造日の記載がない物は、未開封状態であれば購入から3年を多少超えていても品質はほとんど落ちないということですね。

 

開封後

むしろ問題はこちらの方です。
水分が多いオールインワンジェルは、いわばフレッシュな化粧品です。
ほとんどの製品は、容量によって「1ヶ月分」「2ヶ月分」などと使い切るまでの期間がおおよそ決まっています。

 

毎日使う物なので大幅に延びることは少ないでしょうが、ちょっと油断して残ってしまった場合は要注意です。
多くのメーカーでは、オールインワンジェルは「開封後は3ヶ月以内に使い切る」ことを推奨しています。

 

臭いや触感が変化した物、中身が分離してしまったり変色した物は絶対に使わないこと。
無添加の物ならさらに品質の劣化が早まりますから、長期間放置されたようなオールインワンジェルは無理に使わずに捨てましょう。

 

オールインワンジェルの正しい保管方法について

 

使用期限にある程度の注意が必要ということは、品質の劣化を防ぐための保管方法にもコツがあるということです。
時間だけでなく環境によっても、オールインワンジェルの劣化が進む場合があるんです。

 

まずはオールインワンジェルの保管方法について、やってはいけないのはこんなことです。

  • 高温多湿の場所に出しっぱなし
  • 直射日光が当たる場所に置く
  • 容器に直接指を突っ込む

これらはオールインワンジェルの成分が壊れたり分離したり、雑菌が繁殖しやすくなってしまう原因です。

 

ゲル化したオールインワンジェルは、比較的安定性に優れた性質を持っています。
とは言え急激な温度の変化を考慮してはいないので、日中30℃を超えるような室内に放置すれば劣化は免れません。
ですから特に温度変化が激しい夏の間は、ドレッサーや洗面台に出しっぱなしにすることはお勧めできません。

 

では、正しい保管方法とはどんなものでしょうか。

  • 容器のふたは毎回きちんと閉める
  • 低温で日光が当たらず、温度変化が少ない場所に保管する

 

お勧めの保管場所はズバリ、冷蔵庫の野菜室やドアポケット。
冷蔵庫の中では比較的温度が高めに設定されており、室温との急激な温度差ができにくいからです。
冷たいジェルは毛穴を引き締める効果も期待できますし、ひんやり気持ち良く使えるのも良いですよね。

 

冷蔵庫での保管がお勧めではありますが、他の食品には触れないように注意しましょう。
特に敏感肌用の無添加のオールインワンジェルは、雑菌の繁殖を防ぐ工夫も必要です。

 

面倒くさがらずに、毎回決まった場所にしっかり保管して短い期間で使い切る。
これがオールインワンジェルの効果を最も引き出せる保管方法です。

 

まとめ

話題のオールインワンジェルについていろいろとまとめてみました。
一点に突き抜けた効果は期待できないかもしれないけど、忙しい私たちには見過ごすことのできない便利でコスパも良い基礎化粧品です。
数が多いだけに、一発で自分の肌にぴったり合うオールインワンジェルに巡り合うのはなかなか大変かもしれません。
使用者の口コミやショッピングサイトのレビューなどもマメにチェックして、一日も早く「あなたのオールインワンジェル」に巡り合えますように。


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